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投資全般

複利運用の力で時間を味方につけるのはいいが

「複利は人類による最大の発明だ」とアインシュタインも述べたほど、複利には大きな効果があります。今回はその複利運用の考え方と注意点をお伝えします。

 

 

 

複利運用の力

複利効果を理解するために、具体的な数字を用いて単利と比較してみましょう。

元本が1,000万円、利回り3%で5年運用したと仮定します。
単利の場合は毎年30万円ずつ利息を受け取りますので、元本1,000万円と受取利息150万円(30万円×5回)で、合計は1,150万円です。

一方、複利の場合は、毎年の利息を元本に加えて運用します。
5年運用した場合の元本の合計は1,159万円。単利よりも9万円多くなります。

以上からわかるように、複利は期間が長くなればなるほど効果が大きくなります。利益が利益を生んで資産がふくらんでいく。これが、アインシュタインも驚いた複利効果なのです。

投資信託や株式など価格が変動する金融商品を、毎月1回といったように定期的に一定金額ずつ買い付けるドル・コスト平均法という手法が有名ですが、ドル・コスト平均法では、価格が高い時には相対的に購入数量が少なくなり、安い時には相対的に購入数量が多くなるため、購入単価が平準化され、リスク軽減が期待できます。

 

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本当にそれだけでいいのでしょうか

複利運用は、時間の力を最大限利用し、時間を味方につけた運用手法と言えます。その力は素晴らしいものです。しかし、時間を味方につけて着実に増やすということはそれだけ成果が出るのに時間がかかるということです。

 

サラリーマンのように、毎月収入があり、その中からコツコツと数万円ずつ投資するという場合はぴったりですが、果たしてそのやり方で資産は爆発的に増えるのでしょうか。

 

最近若年層の方が毎月投資信託を一定の金額積み立てていく投資が流行っています。とても素晴らしいことだとは思います。おそらくここに来ている方は、そんなのわかってると思っていることでしょう。

 

そうです。このような複利の力を使うのは、NISAやiDeCoで超長期運用で利用するような「守りの運用」に使うべきです。コアの運用についてはプライベート投資戦略を活用した方が資産は爆発的に増える可能性があります。もちろんプライベート投資戦略でも複利の商品は存在しますので、その力を否定するつもりはありません。

 

数十年かけて目標だった1億円の金融資産ができた頃にはあなたはもう老後です。使い道は限られており、せっかく作ったその1億円を大事に眺めるだけでおそらく使えないでしょう。

毎月投資信託を少しづつ積み立てるような守りの運用はあくまで万が一の時のためのものであり、資産運用のコアにするべきではありません。

 

 

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